税金はオンラインカジノを遊ぶ上で避けてとおれない問題のひとつです。
この記事ではビットカジノの勝利金の遣いや税金の計算方法について詳しく解説していきます。
最初はややこしく感じるかもしれませんが、要点さえ押さえてしまえばどなたでも簡単に理解できることなので、この機会にぜひ覚えておきましょう。
オンラインカジノの勝利金は税金の対象になる?
結論からいうと、ビットカジノに限らずオンラインカジノで獲得した勝利金は税金の対象となります。
しかし、オンラインカジノで利益を得たからとって確定申告が必要になるとは限りません。
ここではビットカジノで得た勝利金の扱い方について解説していくので、ぜひ参考にしてください。
勝利金を仮想通貨として受け取る場合
ビットカジノではビットコインをはじめとする仮想通貨を直接ベットすることが可能です。
金額が同じでも勝利金を仮想通貨として受け取るか法定通貨として受け取るかによってその扱いが変わってきます。
まず勝利金を仮想通貨として受け取る場合ですが、その場合、収益は雑所得として扱われます。
収支にもよりmすが雑所得は後述する一時所得と比べて税金の面で有利になりやすいので、なるべく税金を払わずに済ませたいという方は仮想通貨を直接ベットすると良いでしょう。
勝利金をドルやユーロとして受け取る場合
勝利金を仮想通貨ではなく、円やドル、ユーロといった法定通貨で受け取る場合、それらの収入は一時所得として扱われます。
競馬や競艇といったギャンブルの払戻金はいずれも一時所得として扱われるため、上で紹介した仮想通貨の場合を例外として、ギャンブルで得た収入はすべて一時所得として扱われると覚えておいて間違いありません。
税金の計算方法
続いて、雑所得における税金の計算方法と一時所得における税金の計算方法をそれぞれ解説していきます。
本記事のメインともいえる重要な項目なので、ぜひしっかりと目をとおしてください。
雑所得の計算方法
収入が雑所得として扱われる場合、税金は合計損益にのみ課税されます。
雑所得の計算式は以下のとおりです。
所得額=勝利金-経費-特別控除額
雑所得では損失額を経費として計上することが可能です。
加えて、雑所得では特別控除額として最大20万円が控除されます。
このことから、仮想通貨を直接ベットする場合、年間の利益が20万円を超えない限り税金の対象にならないことが導き出されます。
月 | 収支(万円) |
1 | +8 |
2 | +32 |
3 | -25 |
4 | +2 |
5 | -7 |
6 | -1 |
7 | -3 |
8 | +4 |
9 | +10 |
10 | -6 |
11 | +13 |
12 | -7 |
年間累計 | +20 |
上記の表は、とあるビットカジノプレイヤーの年間の収支額をまとめたものです。
これを上の計算式にあてはめて計算すると、以下のようになります。
(69万円-49万円-20万円)=0
年間の累計収支が20万円を超えていないため、雑所得は課税対象となりません。
この結果を踏まえた上で、次に一時所得の計算方法をみていきましょう。
一時所得の計算方法
一時所得の計算式は以下のとおりです。
所得額=(勝利金-経費-特別控除額)×0.5
雑所得ではギャンブルの損失を経費として計上できましたが、一時所得では損失は経費として計上することができません。
一方で年間控除額が最大50万円と雑所得の場合よりも控除額が大きいという特長があります。
前項に記載した表を上記の計算式にあてはめて計算すると、以下のようになります。
(69万円-50万円)×0.5=9.5万円
以上のことから、一時所得では損失を経費として計上できないため、累計収支にかかわらず50万円以上の勝利金を獲得すると税金が発生してしまうということがわかります。
確定申告を怠ると追徴課税の対象になるか、最悪の場合には脱税の罪に問われる恐れもあるので、勝利金の扱いには注意が必要です。
またここで算出した9.5万円という数字はあくまで税金の対象となる利益の金額であり、9.5万円の税金が徴収されるという意味ではありません。
税金以外の情報について知りたい方は以下のリンクにアクセスしてください。
オンカジ初心者歓迎!ビットカジノの遊び方を丁寧に解説
手軽にできる税金対策
最後に、誰でも気軽にできる税金対策を紹介します。
税金対策をおこなうにあたってもっとも有効なことが利益のコントロールです。
前項で述べたように、雑所得の場合には年間の累計収支を20万円以下、一時所得の場合には年間の合計勝利金を50万円以下に抑えれば課税対象になることはありません。
どうしても確定申告をしたくないという方は収支を詳細に記録し、課税対象にならないよう注意しながらカジノゲームをプレイすると良いでしょう。
勝利金や利益を抑えることが難しいという方は、納税漏れのないようにしっかりと確定申告をおこなってください。
まとめ
ビットカジノの勝利金は税金の対象として扱われ、勝利金を仮想通貨として受け取るか、円やユーロといった法定通貨として受け取るかによって税金の計算方法が異なります。
納税は憲法によって定められた国民の義務であり、納税の義務を怠ると脱税の罪に問われる恐れがあります。
ビットカジノで遊ぶ際は勝利金の扱いを正しく理解し、状況に応じて確定申告をおこないましょう。